FAQ
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民泊を運営しているとゲストとの間でトラブルが起きるケースはよくあります。ゲストがさまざまな問題を起こすケースがあるため、事例を理解しておき、対策を考えておくことは大切です。本記事では、民泊でゲストがよく起こすトラブルと対策について詳しく紹介します。
目次
ゲストが民泊を利用する際に勝手に宿泊人数を追加するケースがあります。たとえば、3人で宿泊すると予約を入れて、実際には4人や5人で宿泊するケースです。
基本的に民泊では、当初より宿泊人数が増えた場合は追加料金を請求するシステムを採用しています。しかし、追加料金を支払いたくないために、ゲスト側が人数を偽って民泊を利用するケースは珍しくありません。
基本的に多くの民泊は家主不在型であり、オーナーがゲストと共に過ごすケースはかなり稀です。多くの民泊はゲストだけで宿を貸切状態で利用します。その為、チェックイン後にオーナーにバレないように人数を追加することがあります。
宿泊人数が誤魔化されるケースには、以下のような対策が考えられます。
防犯カメラの設置は人数詐欺の防止だけではなく、盗難や器物破損、騒音などさまざまなトラブルへの対策として効果的です。たとえば、玄関にカメラを設置しておけば、宿泊者の人数を正確に把握できます。
宿泊規定においてルールを明示しておくことも大事です。たとえば、宿泊室へ入室できるのは事前に予約をした者のみとします。また、事前の予約のない者を入室させた場合は追加料金が発生すると記載しておきましょう。
寝具の入っている収納に鍵をかけておくことも効果があります。勝手に寝具を取り出させないようにするためです。
さまざまな対策を講じて、宿泊人数の誤魔化しを防止しましょう。
民泊についてゴミトラブルの問題が指摘されるケースは多いです。ただし、実際に民泊のゲストが近隣にゴミを撒き散らすようなケースはあまりありません。ルールを把握していないために結果的にゲストが原因でゴミトラブルが起きることがよくあります。
たとえば、民泊のオーナーの負担を減らすために善意でゲストがゴミを外に出すことがあります。家の外にゴミを出してしまい、カラスなどがつついてゴミが散乱するといったケースです。
また、近隣にある地域のゴミ捨て場にゴミを出してしまいトラブルになる場合があります。民泊で生じるゴミは事業用のゴミとして捨てる必要があり、住宅ゴミとして捨てることはできません。
別の宿泊施設のルールと同じであると勘違いして、ゴミ捨てのマナーを破ってしまうケースもあります。たとえば、家の前にゴミを出しておくことをルールにしている宿もあるからです。
民泊でのゴミトラブルを防ぐためにはルールとして明記するだけではなく、張り紙で掲示したり、直接ゲスト全員にゴミのルールを伝えて理解させたりすることが重要になります。しっかりとゲストとコミュニケーションを取ることで、ゴミトラブルを減らせるでしょう。
民泊運営では喫煙に関するトラブルが起きることは多いです。室内禁煙のルールを設定したとしても、ゲストが外で喫煙してしまい、近隣に迷惑をかける場合があります。
家の外の敷地内で喫煙して携帯用の灰皿で片付けてくれるならば、まだ問題にはなりにくいです。しかし、敷地内に吸い殻を捨てられてしまうと、風で近隣に運ばれてしまい問題視される可能性があります。防犯カメラを設置している家庭もあるため、タバコの吸殻の原因が民泊であると特定されれば、大きなトラブルに発展するでしょう。
基本的に喫煙者に対して数日間タバコを我慢してもらうのは困難です。タバコのトラブルを回避したいならば、敷地内に安全に喫煙できる場所を設置しておくと、近隣に迷惑をかけるリスクを下げられます。
また、どうしても敷地内での喫煙を禁止したい場合は、予約の段階で喫煙の有無を確認して、喫煙者にはキャンセルを促すという選択肢もあります。
喫煙に対する考え方はそれぞれの民泊施設ごとに大きく異なるものです。たとえば、競合との差別化を図るために喫煙を全面的に認めている施設もあります。国によっては今でも喫煙率が高いケースがあり、喫煙を認めることが集客につながることもあります。
喫煙に関するトラブルは多いため、民泊施設として喫煙にどのように対処するのかよく考えておきましょう。
民泊を運営していると違法駐車のトラブルに直面することがよくあります。
海外では道路などに駐車しても違法ではない国はあります。特に自転車に関しては、海外では路上に駐車しても問題視されないことが多いです。一方、日本では自転車の駐禁の取り締まりがかなり厳しいとされています。
レンタサイクルのサービスは海外の旅行者から人気を集めているのですが、駐禁のルールを守らないケースがよくあります。たとえば、民泊施設の前の道路や近隣の住民の敷地内に自転車を停めてしまいトラブルに発生するケースは多いです。
訪日外国人がレンタカーを利用するケースは増えています。レンタカーについても、違法駐車をしてしまい、近隣住民からクレームが寄せられることはあります。
これから民泊運営をする際には、違法駐車を禁止する張り紙を掲示するだけではなく、しっかりとゲストに説明しておくことが大切です。また、宿までの交通手段を確認しておき、レンタカーを利用するゲストには最寄りのパーキングを案内しておくことも重要になります。
ゲストがチェックアウト時間をオーバーするトラブルはよく起きるものです。寝坊や勘違いなどから、ダメ元で指摘されるまでゆっくり滞在する悪質なケースまであります。
チェックアウト時間をオーバーするゲストが荷物をまとめているかどうかによって対処の難易度は変わります。荷物をまとめていつでも出られる状態になっているならば、チェックアウト時間を過ぎていることを伝えれば、すぐに出てもらえるでしょう。
ゲストが寝坊してしまい、荷物をまとめていない状態でチェックアウト時間を過ぎた場合は、準備に時間がかかります。最低限の外出の準備をするのにも1時間程度の時間がかかり、後の予約にも影響が出るかもしれません。
ゲストがスムーズにチェックアウトしてくれないために、次の予約の準備をする余裕がなくなって、キャンセルになってしまう可能性もあります。
チェックイン時にチェックアウトの時間を説明しても、複数泊してる場合は忘れるケースがあります。チェックアウト日の前日の夜などにリマインダーをしておくのはおすすめです。
また、チェックアウト時間を過ぎた場合のペナルティを設定しておくのも効果があります。リマインダーをする際には、チェックアウト時間を過ぎた場合に別途料金が請求されることを伝えておくと、チェックアウト時間をオーバーするトラブルを防げるでしょう。
民泊の運営をしていると、ゲストが原因となるさまざまなトラブルが起きます。あらかじめどんなトラブルがあるのかを理解しておき、対策を立てておくことが大事です。本記事の内容を参考にして、ゲストとのトラブルにしっかりと対策しておきましょう。
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