民泊情報ブログ
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2018年6月に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される。京都市議会は2月23日に本会議を開き、管理者への追加要件を賛成多数で可決しました。これによって、これまでコンタクトの取りづらかった市外、そして他府県や海外の所有者や運営者が規制の対象になりそうです。
そして、一部の報道では10分以内に客室へ駆け付けられる半径800メートル以内の駐在を義務化とありますが、市の窓口に問い合わせをしたところ、駆け付ける手段を制限していない為、仮に車やバイクでの移動を想定した場合に概ね10分というと、京都駅から丸太町駅付近までの距離となり、それらを軸に地図上で円を作成すると民泊や宿泊施設が多く点在する場所を網羅できてしまいます。多くの施設所有者の方は、京都市内の運営者に管理を任せていることが多いのが現状ですので、その点でいうと現在の状況にはあまり大きく影響しないようにも思います。そもそもルールを多く設けても、「現金をもらっていない」、「友人が遊びに来ているだけ」と回答されてしまうと対処が出来ないというのが市の職員の方からよく聞こえてきた声だった気がします。6月までに追加要件がもっと増えるのか、動向を見守っていきたいと思います。
いよいよ全国旅行支援が始まります。旅行代金の割引と地域クーポンを付与する「日本全国を対象とした観光需要喚起策」ですね。
9月の連休は、天候に恵まれませんでした。10月の三連休も中日が雨ということで、直近の予約が想定していたより伸びなかったと感じております。それでも、明らかにこれまでとは全体的な予約の流れが変わって参りました。
まず、予約の50%以上が海外からの予約になっている点は非常に大きいです。ほぼすべての予約が連泊であり、かつ、平日の稼働が高くなる点がありがたいポイントですね。単泊と比較しても利益をしっかりと残せるので、このまま海外から観光客を受けれる体制にストップさえ掛からなければ、観光業界にとってはV字回復の大きなチャンスです。円安の影響もあり、この機会に日本を訪れたいと思う方は相当数いると報道されていますね。
さて、話題の全国旅行支援ですが、なかなかシンプルに見えて、構造は複雑そうです。まず、各都道府県によって対応や条件が違う点で混乱を招きそうです。それでは、ことまる。は京都専門の宿泊施設の管理会社をしておりますので、京都における条件について確認を行って参りましょう。
目次
2022年10月11日~12月20日
※2022年12月21日のチェックアウト含む
・宿泊代金への販売補助金︓宿泊代金の40%
※補助額には上限があります。
1.旅行者の移動のための交通を含む宿泊商品︓8,000円(1泊)
2.それ以外の商品(交通を含まない宿泊商品、日帰り商品)︓5,000円(1泊)
つまり、交通を含まない宿泊の場合は、
1泊12,500円が基準になりますね。
12,500円x40%=5,000円
この金額を超えても補助額は5,000円なので、自身が宿泊してみたい宿のプランの価格帯がこれくらいだと嬉しいですね。
ちなみに交通を含む宿泊というのは、旅行代理店などが販売する新幹線のチケットとホテルがセットになったプランを指します(最大8,000円の補助)。一方で、新幹線のチケットをJRの窓口で購入し、ホテルをネット予約した場合は、宿泊単体の補助しか受けられません(最大で5,000円の補助)。
※イメージ出典:HIS
平日3,000円、休日1,000円 (※1人1泊あたり)
例)
1泊2日で土曜日宿泊の場合、土曜日チェックイン、日曜日チェックアウトは共に平日ではない為、クーポンは1,000円です。
しかし、日曜日チェックイン、月曜日チェックアウトの場合、片方は平日にあたるので、クーポンは3,000円となります。
平日が前に来る時も同様です。金曜日チェックイン、土曜日チェックアウトは、片方は平日にあたりので、クーポンは3,000円となります。
※平日5,000円、休日 2,000円以下は対象外 (※1人1泊あたり)
宿泊費用が5,000円以下だと支払う金額を補助金が超えてしまうという「逆ざや」現象が起きる為、この料金より安いプランは対象外になるということですね。極端な例で説明して見ましょう。
宿泊料金1,000円x40%=400円
もし最低料金の設定がなく、これが平日だとすると3,000円分のクーポン対象です。
実質負担600円で3,000円のクーポンが入手できてしまうということは、
600円で2,400円のクーポンが手に入ってしまうという錬金術的な裏技が成立してしまいます。
この錬金術を防止する為、宿泊における最低料金が設定されているということです。
日本国内に居住する者
※学校行事等ワクチン検査の適用除外となる場合あり
※日本国内に居住する者を証明できる運転免許証、マイナンバーカード等も必要
※以前の京都魅力発見プロジェクトでは対象外であった
※但し、利用回数に上限がない為、予約を別で取れば実質期間内ずっと宿泊できることになる
1. 宿泊事業者での販売
2. 旅行事業者及びOTA事業者での販売
※現段階でも、期間中に旅行をすればすべて対象になると思っている方がかなりいらっしゃる状況です。必ず、宿泊施設が対象になっているか、予約前に確認する必要があります。
また、各宿泊予約サイト毎に対応も異なっているので、気を付けなければなりません。じゃらん、一休は、10月11日からスタートするようですが、楽天は10月14日からなど、対応が分かれているようです。
国、京都府及び各業界団体等が定める業種別感染拡大防止ガイドラインを遵守すること
補助金をうまく活用することによって、最大限を恩恵が受けられるように自分の旅行を計画するとよいでしょう。上記でご案内した通り、最大が7連泊であっても、別で予約を取れば実質7泊以上の連泊も補助の対象になります。
次にJRなどの交通機関とパックになったプランを利用してかなりお得な旅のプランについてご紹介します。
わかりやすく2泊3日を例に挙げます。
まず、1泊目の予約をJRなどの交通機関とパックになったプランで行います。
そして、2泊目は、交通とのパックではない宿単体の予約をします。すると同じ2泊でも割引額が全然かわってきます。
連泊ではなく、1泊目と2泊目を別々に予約することがポイントです。
例えば、家族4人旅行だとしましょう。
交通と宿泊がパックになった20,000円のプランを利用します。
20,000円x40%で8,000円の補助が受けられます。家族4人だと8,000円x4人分、この時点で32,000円もお得です。
しかも、これが平日なら3,000円のクーポンが4人分で12,000円分ついてきます。
2泊目は、宿単体を12,500円で予約したとします。
12,500円x40%で5,000円の補助が受けられます。家族4人だと5,000円x4人分、20,000円もお得です。
さらに、2泊目も平日であれば、3,000円のクーポンが4人分で12,000円がまたもらえます。
なんと、合計で76,000円もお得!
本来、全国旅行支援がなければ、合計130,000円の家族旅行が実質負担54,000円(1人1泊6,750円)になりますね。
違うホテルや旅館を楽しむことが出来ますし、気に入った宿であれば、そのまま同じ施設に宿泊してもよいでしょう。補助は1人1泊に対して発生するので、特に家族やグループ旅行では全体の予算が大きく変わって参ります。
コロナウィルスも落ち着いてきている印象があります。
もしかしたら、全国旅行支援はお得に旅ができる最後のチャンスかもしれません。
ぜひ、ご活用ください。各自治体とも予算上限になり次第、終了ですので、計画はお早めに!
各国からの渡航が制限されたり、入国後の隔離要請を受けて、海外からの予約のほとんどが影響を受けるといっても過言ではない状況になっています。連日、airbnbから届くメッセージは、下記の内容ですね。
コロナウイルスの全世界的な流行の影響により、弊社では、2020年3月14日から2020年4月14日までのご予約について、ゲスト様への全額返金にてキャンセルさせていただく方針となりました。
<新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する酌量すべき事情ポリシー>
https://www.airbnb.jp/help/article/2701/
既に入っている直近の予約について、まだキャンセルされていない予約については、ホスト側からゲストに意思確認をとった方が良いと思います。日々、情報収集をしている方、或いは、高齢者や小さな子供と一緒に旅行を計画している方は、比較的早期にキャンセルの申請を行いますが、直前まで渡航制限に気がついていない方やそもそも全額返金されるので放置しているという予約も少なくありません。いずれにしても、キャンセルされれば、びた一文入りませんので、これらの予約は早期に整理してカレンダーを解放して、国内の予約を取るか、既に国内に滞在しているゲストの中で自国に帰れなくなっているゲストの長期泊を値引きしてでも獲得した方が合理的ではないかなと思います。
airbnbでは主に1施設1グループの予約を受けている施設が多くを占めると思います。一般的なホテル等と違い、全くの他人と共有スペースを持つことがなく、すべてがプライベートな空間になっています。この点に着目して問い合わせをしてくる方も多いようですので、せっかくの繁忙期、少しでも予約を取りこぼさないようにした方がよいでしょう。
2020年3月中頃より壬生・丹波口駅エリアで施設外玄関帳場の運営を開始します。
近隣の施設に配布したチラシで募集した枠が定員に達しましたが、4月から増員するスタッフの枠として新しく5枠確保できました。
相談ご希望の方は、下記お問い合わせフォームをご利用ください。
物件の住所、所在地に関しては距離の問題が重要になって参りますので、できるだけ詳しくわかるように情報を盛り込んでいただけると幸いです。その他、間取り、室人数、旅館業の許可を取得済みか否か、京町家か否か、お任せになりたい業務の範囲も決まっていれば合わせて記入してください。
▼施設外玄関帳場 壬生・丹波口駅店 詳細
https://kotomaru.com/mibu/
▼お問い合わせフォーム
https://kotomaru.com/contact/
※スマホで文字を打つのが面倒、パソコンが苦手という方は、平日10時~17時にお電話でお問い合わせが可能です。
2018年6月15日の条例改正によって、2018年9月15日以降に申請する簡易宿所は、いくつかの条件の元、スタッフを駐在させなければならなくなりました。
京都市の資料より抜粋
(2)国の法令改正により、玄関帳場に代わる設備の設置が認められたことに伴い、本市における玄関帳場及び当該設備に関する基準を定める。
(3)簡易宿所営業を営む施設について、施設の外部に玄関帳場を設けることが認められたことに伴い、本市における基準を定めるとともに、全ての旅館業の施設において、管理者等の駐在する場所を定める。
では、2018年9月15日以前に許可を取得している物件はどうなるかというと、2020年3月末まで経過処置が認められています。つまり、ざっくりと言いますと、今はそのままでいいけど2020年3月末以降は、新しいルールで運用できるようにしておきないさいということですね。
施設運営者を一番悩ませているのが「施設から800m以内に施設外玄関帳場の設置」ではないでしょうか。顧客の宿泊中にずっと施設内に駐在するという選択肢もありますが、京町家や一軒家タイプの簡易宿所では、この方法は現実的ではありません。
また、マンションの一室のように他の居住者と共有スペースを持つような施設は施設外玄関帳場として認可されない為(一階のテナント部分など例外有)、物件を探すのも大変な状況です。賃貸物件を探すサイトなどを利用していただければわかりますが、そもそも京都市内の中心部は手頃な価格で利用できるテナントや事務所利用可の物件がかなり限られている状況です。
このような条件下で運営する施設から道なり800m以内の範囲で物件を探さなければなりません。道なりですので、目の前が線路でなければ、川でなければ、、、というようなケースも出てくると思います。これらの変更と合わせて駆け付け要員の待機場所も800m以内になっているようです。(2020.03.21)
施設外玄関帳場には、宿泊施設を監視するモニター及び施設に設置している電話から受電が受けられるように固定電話を置く必要があります。逆の見方をすれば、宿泊施設にもカメラと電話の設置が必要だということです。カメラは玄関口に設置し、人の出入りの様子を監視します。旅館業の変更届を出す際に、実際にカメラで現地を映し出しているモニターの様子を撮影して提出します。解像度の低すぎるものは認められないようです。
中堂寺北町|中堂寺南町|中堂寺庄ノ内町|壬生松原町|壬生東高田町|壬生東檜町|壬生西檜町
壬生檜町|壬生下溝町|西院平町|壬生森前町|壬生高樋町|壬生辻町|壬生相合町|中堂寺西寺町
下長福寺町|中堂寺櫛笥町|中堂寺粟田町|西七条赤社町|西七条東八反田町|西七条西八反田町
朱雀分木町|中堂寺坊城町|中堂寺壬生川町|中堂寺鍵田町|中堂寺前田町|中堂寺薮ノ内町
藪之内町|小坂町
※上記エリア内であっても一部対象外の場所があります。
今回、申請を進めていく中で、実際に必要な要件も具体的に見えてきました。これから申請をされる方が円滑に手続きを進められるようにしっかりと知見を蓄えておこうと思います。改正された条例も状況によっては、内容の変更や要件の追加・緩和が行われるかもしれません。これらの点を留意しつつ、より良い運営方法を模索していきたいと思います。
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